学校支える「頼りになるおっちゃん」
草津・笠縫東小
滋賀県草津市の笠縫東小で、近くの男性が毎日、ボランティアで教材製作や道具の修繕などを行い、学校を支えている。地域住民でつくる「安全・安心パトロール」隊の代表になったのがきっかけで、7年近く続けている。駒井照子校長(60)は「教員の目が届かない所に気を配ってもらっている」と感謝する。
同市平井5丁目の村田昭二郎さん(67)。会社を定年退職した後の2003年4月、地域住民で「安全・安心パトロール」隊を結成し代表に就任してから、同小へ通うのが日課になった。1978年の同小創立時から少年野球チームの指導も続けており、「自分の子もここで育った。感謝の気持ちを込め通い出した」と話す。
毎朝、8時に学校へ。教室の扉の修理やグラウンド整備などを行うほか、けんかやいじめがないか校内を見回る。授業を手伝ったり、修学旅行に付き添うこともある。村田さんは「学校のことなら何でもします」。
1月には、教員から、電熱線の太さにより発熱量が違うことを示す理科の実験装置を作ってほしいと頼まれた。村田さんはベニヤ板やくぎなどで8個の装置を作り上げ、早速、5、6年生の授業で使っている。授業には村田さんも顔を出し、「熱いから気をつけなさい」と子どもたちに声をかける。
6年の鎌田真伍君(12)は「村田さんとは毎日のように顔を合わせる。優しくて頼りになる」と信頼を寄せる。村田さんは「とにかく子どもの笑顔を見るのが好き。死ぬまで学校でボランティアを続けます」と張り切っている。
【 2010年02月07日 13時19分 】







































