府、331億円の補正案発表
当初予算を肉付け、地域包括ケアなど
京都府は4日、4月の知事選に伴って骨格型だった2010年度当初予算を肉付けする6月補正予算案を発表した。一般会計の補正額は331億5300万円で、補正後の総額は前年度当初比4・0%増の8824億2400万円となる。地域包括ケアや中小企業支援対策など知事選で掲げた公約実現に重点配分した。14日開会の6月定例府議会に提案する。
歳出では、福祉や医療、介護を一体化したサービスを地域で提供する「京都式地域包括ケア」の体制づくりや専門知識を備えた人材育成などに4億8千万円を計上。児童ポルノ規制条例の制定に向けた検討会議の設置に100万円を充てる。
さらに中小企業支援対策として総額66億円を確保。環境、健康分野などで事業化を目指す企業の設備投資や研究費を補助したり、府と京都市、経済団体が連携して中小企業を育てる京都産業育成機構(仮称)を設立する。
このほか北山文化ゾーンの整備費8億1200万円で、総合資料館の建て替えや植物園の改修、府立大と府立医科大、京都工芸繊維大による共同利用施設の設置に充てる。JR奈良線複線化に向けた整備計画策定費1000万円も盛り込んだ。
歳入は、国の交付金の受け皿となる基金の取り崩し42億6900万円、府債17億5600万円など。補正後の府債残高は1兆6593億円となる見込み。
府議会は4日の議会運営委員会で、6月定例会を14日から30日までの17日間とすることを決めた。代表質問は16、17日、一般質問は21-23日に行う。
【 2010年06月04日 15時10分 】




































