教員向けに理科の教材づくり
活用への課題を探る
京都大と京都市青少年科学センターが、教員向けに理科の実験や実習の開発に取り組んでいる。伏見区の同センターで29日、新たに開発した実験を中学校教員に公開し、学校での活用に向けた課題を探った。
京大など五つの大学と市教育委員会でつくる「大学発教育支援コンソーシアム」の活動の一環で、大学の研究を教育現場に生かすために、昨年夏から教材づくりを進めている。
開発した実験は、「気体の性質」がテーマで、市立中学の理科教員の夏季研修講座で公開された。京大で一年生向けの基礎化学実験を担当する高橋弘樹助教と、センターで理科教材を開発する職員で考案した。
中学の実験ではほとんど取り上げない窒素への理解を深めるために、ペットボトルに脱酸素剤を入れてへこませたり、窒素と酸素を膜で分離する装置を使った実験を紹介した。見学した教員からは「へこんだペットボトルの体積を水で測って計算すれば、空気中の酸素と窒素の割合を実感できるのでは」といった意見が出た。
京大と科学センターは、今後も違う理科分野の実験や実習を開発していくという。
【 2010年07月29日 22時19分 】




































