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同名校の絆、学びで交流 震災を機に、滋賀と宮城の玉川中

ウェブカメラの映像を通して英語で会話する草津の玉川中の生徒たち(草津市野路東3丁目・同中)
ウェブカメラの映像を通して英語で会話する草津の玉川中の生徒たち(草津市野路東3丁目・同中)

 滋賀県草津市の玉川中と宮城県塩釜市の玉川中の生徒たちが、同じ校名を縁に交流を続けている。2017年には草津の3年生たちが修学旅行で初めて塩釜を訪れ、2年生がウェブカメラを使って英語でコミュニケーションをとった。東日本大震災を契機に始まった交流が学習面にも広がり、教員たちは「互いに成長してほしい」と生徒たちを見守っている。

 草津の玉川中の生徒会が11年から復興支援の募金活動を始め、両校の友情を歌う合唱曲「ひとつになる」が生まれた。生徒会は月に1回程度、ウェブカメラで情報交換している。草津は修学旅行先を東北に変え、昨年6月には3年生が塩釜の生徒と部活動で汗を流し、南三陸町など他の被災地も訪ねて大震災について学んだ。

 12月には「授業にリアリティーを持たせたい」という英語科教諭の発案で、2年生同士がウェブカメラで英会話する試みが実現した。

 草津の生徒は草津宿本陣や発祥とされるクリスマスブーツなどを紹介。塩釜からは地元の祭りなどについて教わった。草津の2年松宮光汰さん(14)は「塩釜のことを知れた。ジェスチャーを交え、アドリブでも話せて良かった」と話した。

 藤居朋寛校長(57)も「生徒が力を付けてくれるよう、つながり続けたい」、両校の交流を見守ってきた元校長の利倉章さん(62)は「中学生同士が希望を持ち、切磋琢磨(せっさたくま)の糧にしているのは価値のあること。縁を大事にしてほしい」と話している。

【 2018年01月09日 16時30分 】

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