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(430)楽しいね 冬こその旅と味

作品

・志賀高原シュプールえがく友達と
大津市・瀬田北小5年 小森 一輝

・かすみでねかにをしゃぶしゃぶばんごはん
京都市・向島南小2年 佐藤 珠穂

・城崎の飲泉ごくり海の味
京都市・向島南小5年 佐藤 夏歩

ねんてん先生

ねんてん先生の575

 小森さんは「リフトから山一面の銀世界」という句も送ってくれました。スキーが楽しそう。それで思い出しましたが、かつて中学生を引率して長野県の八方尾根スキー場へ行きました。といっても、私はまったくスキーができないのです。スキー場の人がたまたま私と同郷でした。彼が、先生を特訓してあげる、といってリフトでのぼりました。でも、いくら教えられてもだめ。とうとう、リフトに乗せられて一人でさびしく下山しました。中学生たちはすぐうまくなってシュプールを描いていました。

 「ホテルのまどつららの大(たい)ぐんぶらさがる」「ゲレンデをつららが見まもるきらきらと」。これは小森春輝さん(瀬田北小2年)の作です。小森兄弟はいっしょに志賀高原へスキーに行ったのでしょうか。

 佐藤さん姉妹は兵庫県の香住(かすみ)や城崎(きのさき)へ行ったのですね。珠穂さんの作、カニがうまそう。城崎温泉を楽しんでいる夏歩さんの作は「ごくり」がとてもいいです。

 私はこの冬、6年生の孫たちと瀬戸内海の直島(なおしま)を歩きました。美術館を見たり、海辺で貝をひろったりしました。

 ところで、今は、暦の上では寒中(かんちゅう)です。昨日が二十四節気(せっき)の「大寒(だいかん)」でした。寒中は一年でもっとも寒いですね。特に京都は、いわゆる底冷(そこび)えの厳寒(げんかん)期です。でも、春が近づいていますよ。2月3日の節分(せつぶん)までは寒中ですが、4日はもう「立春(りっしゅん)」です。
(俳人、京都教育大・佛教大名誉教授 坪内稔典)

 

小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604-8577 京都新聞文化部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto-np.co.jp

【2018年01月21日掲載】