(五の四)



 古門前の白川

 さらに下りていくと、古門と通称される知恩院の総門が建っている。この門は、桃山時代の建築として京都市指定文化財となっている。門をくぐると、白川の清らかな流れに出会う。白川にはゆったりと鴨が泳いでおり、何となくほっとした感じになる。

 この界わいが、マーロン・ブランド主演の米映画「サヨナラ」(1957)に登場したことを、古い洋画ファンならご記憶だろう。  




 新門前の骨董店街

 東大路通を渡って、まっすぐ西に延びる道が古門前通、その南側にやはり東西にのびる道が新門前通。古門前と新門前には、骨董 (こっとう) 店がたくさん軒を連ねていることでも知られている。明治時代に来日して日本文化に深く傾倒した美術史家・フェノロサも、よくこの通りの骨董店を訪れたという。

 特に現在、新門前通の骨董店は「新門前ショップリーグ」の名のもと、ダルマの顔をシンボルマークにして、店の看板も英語やカタカナで書かれており、外国人観光客など姿がよく見かけられる。


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