(四の四)



 竹苞楼

 その少し北側には、古書籍を販売する「竹苞楼」がある。創業は宝暦元年(1751)。初代、佐々木惣五郎が開業した。その後、幕末に起こった蛤御門の変で類焼したが、現在の建物はその直後に建てられたもので、今も調度・家具類まで当時のものが残されている。




 本能寺

 その向かい側に本能寺が建っている。明智光秀が主君、織田信長を討った寺で、『敵は本能寺にあり』の言葉はあまりにも有名。しかし、その時の本能寺はここではなく、四条坊門西洞院に建っていた。本能寺の変によって焼かれた後、再建途中に秀吉が現在地への 移転を命じた。




 京都市歴史資料館

 さて、寺町通はまだまだ北へ続いているが、紹介はここまでにして、最後に一つ、寺町通にある資料館を。

 丸太町通を少し北へ上がった東側に、京都市歴史資料館がある。開館は昭和51(1976)年で、数多くの京都関係の書籍や古文書の写真版などを収蔵しており、企画展も催されている。この資料館は、展示もさることながら、京都の歴史に関する情報の発信基地としての役割が大い。京都の歴史で不明な点があれば、この資料館を訪ねればきっと参考になるはず。


▲寺町通▲