読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第43回結果

 雪が舞う寒い日が続きます。カメラを持って外に出かけるにはつらい季節ですが、応募いただいた写真からは、被写体と向かい合って元気にシャッターを切る皆さんの元気な姿が目に浮かんできます。
 最優秀賞には、廣津さんの「厳寒が魅せるもの」を選びました。琵琶湖岸にできた「しぶき氷」を正面から切り取り、迫力ある氷の造形美を描き出しました。優秀賞の河野さんの「HAPPY NEW YEAR」は、渡月橋に集まった人々のシルエットが朝焼けのなかに見事に表現されています。松尾さんの「炎の中の若衆」は、勇壮な火祭りの雰囲気がストレートに伝わる作品です。
 佳作では、西さんの「射る」に目が留まりました。タイトルどおり、的を射抜くような射手の視線が印象的な一枚です。田中さんの「朝陽に向かって」は、上空の気球とそれを見上げる人々のバランスが絶妙です。難しい露出ですが、上手く空気感を出しています。矢延さんの「雪の日の朝」は、水抜きされて池底がひび割れた広沢池の特徴をうまく捉えました。雪の日に撮影に出掛けた努力が光ります。
 きょう韓国で平昌冬季五輪が開幕します。京都新聞社では、運動記者とともに写真記者を現地に派遣し、地元選手が活躍する様子を紙面やホームページでお伝えします。ご期待ください。(写真部長 奥村清人)

最優秀賞 「厳寒が魅せるもの」(守山市木浜町) 廣津 日出三

コンパクトデジカメ
【評】ダイナミックな自然の造形美が見事です。まるで湖岸に氷の華が咲いたようです。様々な氷の表情は見る人を飽きさせません。後方で上がる波しぶきは、季節風の強さを感じさせます。
 

優秀賞(にしきの賞)「炎の中の若衆」(守山市・勝部神社) 松尾 恒弘

デジカメ、28〜300ミリ、F10、160分の1秒、ISO1100
【評】たいまつの炎が夜空を焦がす祭りの気迫がよく伝わってきます。炎をバックに、担ぎ上げられた若衆の突き上げた腕が写真に力強さを与えています。
 

優秀賞(ジェイ・エス・ビー賞)「HAPPY NEW YEAR」(京都市右京区嵐山) 河野 厚子

 
デジカメ、18〜200ミリ、F11、125分の1秒、ISO400
【評】渡月橋で初日の出に見入る観光客らをシルエットで表現したアイデアが光ります。克明なシルエットからは、人々の思いまでもが伝わってくるようです。川面に照り映える朝焼けが作品をドラマチックに仕立てあげました。
 

以下佳作

「朝陽に向かって」(高島市) 田中 はるお

 

「雪の日の朝」(右京区・広沢池) 矢延 直樹

 

「除夜の鐘試し突き」(東山区・知恩院) 北川 茂博

 

「射る」(北区・上賀茂神社) 西 正幸

 

「月が昇る京都」(東山区) 李 孟恒

 

「元日の朝焼け」(右京区) 塩見 芳隆

 

「月夜」(八幡市) 北村 正博

 

「天使降臨」(北区) 市原 孝啓

 

「雪帽子」(栗東市) 長谷川 悟

 

「秋炎に見入る」(下京区・梅小路公園) 居原田 晃嘉

 
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