読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第45回結果

 今回は季節もよく、応募点数もぐっと伸びました。入賞作品は、いずれも狙いが明確で、見る人に思いが伝わる写真ばかりでした。テーマを決めて撮ることは、写真上達の極意です。
 最優秀賞には、西さんの「天高く」を選びました。風をはらんで泳ぐこいのぼりとタンポポのコラボレーションが気持ちよい一枚です。優秀賞の「桜の木の下で」は、春の情感が詰まった田中さんの作品。女の子たちが駆け出す瞬間が絶妙です。山田さんの「桜いっぱい」は、まるでペンギンたちがお花見をしているようで、心が和みます。
 佳作では、松本さんの「芽吹きを待つ農夫の朝」が印象に残りました。パンチのある色調が効いています。栗田さんの「コイ泳ぐ」は、こいのぼりの合間から見える列車を見事な流し撮りで捉えた労作。川口さんの「老木に咲く」は、年輪を重ねた木肌と、花の深い色が見る人の心を打ちます。
 次回の応募は、梅雨から夏にかけてが撮影期間です。雨の日は絶好の撮影日和。被写体は彩りを増し、普段とは違った表情を見せてくれます。夏日には、涼しげな一枚を探しに出掛けてみてください。 (写真部長 奥村清人)

最優秀賞 「天高く」(大津市・真野川堤防) 西 正幸

デジカメ、15ミリレンズ、F22、100分の1秒、ISO200
【評】抜けるような青空をバックに泳ぐこいのぼりがとても気持ちよさそうです。土手に咲く満開のタンポポを絡めて、初夏の情景を見事に演出しました。
 

優秀賞(フィアット賞) 「桜の木の下で」(八幡市・背割堤) 田中 雅之

デジカメ、18〜300ミリ、F6.3、320分の1秒、ISO200
【評】桜が満開の堤を友達と駆け上がる女の子たち。思い出の一ページとなりそうな印象的な光景です。腕を振り上げた瞬間が写真に動感を与え、画面全体を引き締めています。
 

優秀賞(ジェイ・エス・ビー賞) 「桜いっぱい」(京都市左京区・京都市動物園) 山田 浩二

デジカメ、16〜85ミリ、F6.3、320分の1秒、ISO200
【評】花びらのプールを同じポーズで泳ぐペンギンたちの姿に、思わず頬が緩みます。水の緑とピンクの花びらの色のハーモニーも見事です。
 

以下佳作

「芽吹きを待つ農夫の朝」 (向日市) 松本 和之

 

「老木に咲く」 (宇治市・平等院) 川口 喜美恵

 

「コイ泳ぐ」(亀岡市) 栗田 正一

 

「春のパッチワーク」(高島市) 藤田 文子

 

「クライマックス」(京都府大山崎町・観音寺) 西村 弥蔵

 

「妙技、駆ける」(伏見区・藤森神社) 田中 はるお

 

「餅まくぞー!」(高島市) 多喜 信一

 

「田植え前、棚田一瞬の水鏡」 (大津市) 内田 晴己

 

「里山を彩るシャガ」 (綾部市) 古川 忠正

 

「仲良し!」(左京区・京都市動物園) 藤木 雅左弥

 
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