第89回全国高校野球選手権の滋賀県大会は2007年7月15日から29日まで、昨年と同じ52校が出場して行われた。近江が2年ぶり10度目の優勝を飾り、甲子園出場は9度目(1961年は県大会で優勝したが、京滋大会で敗退)となった。京都新聞紙上から大会を振り返ってみよう。
第1日の開幕戦、水口―瀬田工では、交通事故で大けがをしながらリハビリに励む栗東高校美術科3年の宇野みどりさん(19)が始球式を行った。試合は、水口がエース滝の無四球の好投で2―0と完封、2年ぶりの初戦突破。高島は9回の土壇場で逆転、大津商を3―2で振り切った。
第4日は、延長引き分け再試合の日野が9―5で湖南農に勝った。今春のセンバツ大会に出場した北大津は延長11回、2―1で八日市を振り切った。古豪の比叡山は、八幡に8―1で7回コールド勝ちし、4年ぶりの初戦突破。
第7日はベスト16が出そろった。守山は、エース飯田が14三振を奪う力投を見せ、長浜北に5―3で勝ち、3年連続で3回戦に進出した。彦根工は8回に5点を奪い、安曇川を8―2で下した。
第10日は準々決勝4試合。彦根東―滋賀学園は、昨年大会も準々決勝で対戦。彦根東は初回の4点を守り抜き、追いすがる滋賀学園を4―3で振り切って、昨年大会の雪辱をした。比叡山は石部に7―4で勝ち、8年ぶりの準決勝進出。北大津は東大津に4―0で勝った。近江は、主軸の川村が大会タイ記録となる3試合連続の本塁打を放つなど、米原に7―0の7回コールド勝ち。3試合連続本塁打は、川村の先輩の池沢選手が13年前に達成しており、大会史上2人目。