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シカやクマの狩猟緩和へ見直し 京都府の鳥獣保護管理計画

 京都府環境審議会は、2017年から5年を計画期間とする「鳥獣保護管理事業計画」と四つの特定鳥獣保護計画の各案を承認した。府内ではニホンジカやツキノワグマなどによる農林業被害や人身被害が相次いでおり、計画では捕獲規制を緩和するなどして高い捕獲目標を設定した。ツキノワグマの狩猟解禁条件も明示した。

 府は、野生動物の種類ごとに定めた特定鳥獣保護計画と、上位計画の管理事業計画を5年ごとに見直している。野生動物による農作物被害額は近年、08年度をピークに減少傾向だが、15年度でも2億円を超えている。

 16年度は4人がツキノワグマに襲われるなど人身被害も相次いでいる。

 ニホンジカの捕獲数は15年度でメス約1万3200頭、オス9800頭に上る。計画では、狩猟期間の延長や補助制度の拡充で、捕獲目標をメス1万5千頭、オス1万1千頭にそれぞれ引き上げる。推定生息頭数を9万1千頭から21年度には4万5千頭に半減させる。

 ツキノワグマの計画では、個体数に占める駆除数の割合上限を、丹後地域で8%から12%に引き上げる。民家周辺などでの被害が予測される場合、事前にクマの捕獲を認める。また、狩猟解禁の条件も初めて明示し、生息数が800頭を超えた場合、府レッドデータブックの「絶滅寸前種」の変更や狩猟解禁を検討するとした。

【 2017年03月20日 23時30分 】

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