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災害に備え炊き出し訓練 京都・マラソンでうどん2500食

防災セミナーで、大量調理した食事を配る城炊会の会員たち(2日、城陽市寺田・文化パルク城陽)
防災セミナーで、大量調理した食事を配る城炊会の会員たち(2日、城陽市寺田・文化パルク城陽)

 大規模災害に備え、日本赤十字社では府南部唯一の地区奉仕団である「城炊(じょうすい)会」が、炊き出しの訓練を積極的に行っている。東日本大震災から7年となる11日、訓練を兼ねて城陽マラソン大会の参加者らにうどん約2500食を提供し、防災意識の向上も呼び掛ける。

 城炊会は、1995年の阪神大震災でボランティア活動した市民ら約40人でつくる。当時は現地の避難所で中華丼などを振る舞った。その後、「自分たちのまちも、いつ被災するか分からない」と会を結成した。

 実際の炊き出しは一度に数百から数千食を手際よく作り、漏れなく配る必要がある。給食調理員の会員のノウハウを共有、市の防災訓練や催しで大量調理の技術を磨いてきた。

 2016年10月の鳥取県中部地震では、城陽市の姉妹都市・鳥取県三朝(みささ)町から発生翌日に要請を受けてすぐ現地入りし、次の日には提供した。浦畑眞一郎会長は「行ける人が限られ、現地の人にも手伝ってもらった。自助の意識が、阪神大震災時と比べ大きく変わった」と指摘する。城陽市でも、城炊会が小学校区単位の防災組織に炊き出しを指導し、今では多くの組織が自主的に行えるようになっているという。

 要請がなくても、全国で大きな災害があれば出動の準備をすることもある。浦畑会長は「南海トラフ巨大地震も予想される。もっと自治体間の連携を深めてもらいたいし、私たちの活動や存在もアピールしていきたい」と話す。

【 2018年03月10日 11時48分 】

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