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ジビエ販売「上世屋獣肉店」が完成 京都・宮津、移住促進に

近くの野山で捕獲したシカやイノシシをジビエとして販売するための簡易獣肉解体施設「上世屋獣肉店」(宮津市上世屋)
近くの野山で捕獲したシカやイノシシをジビエとして販売するための簡易獣肉解体施設「上世屋獣肉店」(宮津市上世屋)

 京都府内有数の豪雪地帯として知られる宮津市上世屋に簡易獣肉解体施設「上世屋獣肉店」が完成した。近くの野山で捕獲したシカやイノシシを解体処理し、ジビエ(狩猟肉)として販売。冬場のなりわいづくりや収入確保につなげる狙いだ。

 山あいにある上世屋では棚田で米作りなどが行われているが、冬季は2メートル近い雪に覆われ、通年の農業に適さない。出稼ぎする人も多く、地域の過疎化に拍車を掛けていた。

 小さな共同体を維持していくための方策を模索する中、住民有志でつくる「ドチャック会議」(上世屋定住促進協議会)代表で農家の小山愛生さん(36)が移住前の会社員時代から趣味として狩猟を続けていたことから、ジビエの販売で生計を立てる手段とするため獣肉の解体施設を造ることにした。

 施設は木造平屋建て約35平方メートルで事業費は約650万円。府や市の補助金を活用した。処理頭数が少なくても黒字化できるようコストを抑え、解体作業台や洗い場、冷蔵庫など最低限の設備で解体から加工まで行う。

 開設に当たって南丹市美山町で研修を受け、解体技術や商品化のノウハウを学んだ小山さん。「施設の完成をきっかけに狩猟が職業の選択肢の一つになり、移住者の増加につながればうれしい」と話す。問い合わせは小山さん090(6271)1397。

【 2018年03月13日 11時55分 】

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