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「がん患者救えるよう研究続ける」 ノーベル賞本庶氏会見速報①

ノーベル医学生理学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる本庶佑・京都大特別教授(1日午後7時32分、京都市左京区・京都大)
ノーベル医学生理学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる本庶佑・京都大特別教授(1日午後7時32分、京都市左京区・京都大)

 ノーベル医学生理学賞が贈られることになった、本庶佑・京都大特別教授の1日午後7時20分からの記者会見冒頭の第一声は次の通り。

 このたびはノーベル医学・生理学賞、いただくことになりまして、大変名誉なことだと喜んでおります。

 これはひとえに、長いこと苦労してきました共同研究者、学生諸君、また、さまざまなかたちで後援して下さった方々、また長い間支えてくれました家族、ほんとに言い尽くせない、多くの人に感謝いたしております。

 1992年のPD1発見と、それに続く極めて基礎的な研究が、新しいがん免疫療法として臨床に応用され、そして、たまにではありますが、この治療法によって重い病気から回復して元気になった、あなたのおかげだと言われる時があると、私としては自分の研究にほんとに意味があったと実感し、何よりうれしく思っております。

 その上にこのような賞を頂き、大変わたくしは幸運な人間だと思っております。

 今後この免疫療法がこれまで以上に多くのがん患者を救うことになるように、わたくし自身も、もうしばらく研究を続けたいと思いますし、世界中の多くの研究者が、そういう目標に向かって努力を重ねております。

 治療法がさらに発展するように期待しております。今回の「基礎的な研究から臨床につながるような発展」ということで受賞できたことによりまして、基礎医学分野の発展が一層加速し、基礎医学分野に関わる多くの研究者を勇気づけることになれば、わたしとしてはまさに望外の喜びでございます。

【 2018年10月01日 20時10分 】

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  • ノーベル医学生理学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる本庶佑・京都大特別教授(1日午後7時32分、京都市左京区・京都大)
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