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(486)心に残る風景を詠んでみて

作品

・ちょうがまううすむらさきのカタクリよ
京都市・ノートルダム学院小2年 松村 真衣

・海光る水仙におうおかの上
京都市・ノートルダム学院小3年 安池 優志

・春キャベツ畑を耕す祖父の味
大津市・瀬田北小6年 小森 一輝

ねんてん先生

ねんてん先生の575

 松村さん。カタクリはカタカゴ、カタコ、ブンダイユリなどとも言い、ユリ科の多年草です。3月下旬から4月にかけて、紅紫色の花が下向きに咲きます。その花のようすはまさに松村さんの俳句の感じです。カタクリはその根っこからかたくり粉(こ)がとれます。

 カタクリは群生します。すなわち群れて咲きますが、カタクリの群生地として関西で知られているのは次のようなところです。

・高島市マキノ町(里山のカタクリ園)
・京都市西京区(小塩(おしお)山)
・神戸市灘区(六甲高山植物園)
・兵庫県丹波市(清住かたくりの里)

 なお、京都府立植物園でも見ることができるようです。

 安池さん。水仙(すいせん)の丘(おか)のかなたに海が光っています。とてもきれいな風景です。胸が広くなりますね。

 小森さん。「畑を耕す祖父の味」がいいなあ。春キャベツのしゃきしゃきした歯ざわりが感じられます。

 そういえば、小森さんは今回でこの欄からお別れですね。4月からは中学生、今は胸をわくわくさせているのではないでしょうか。

 一輝さんは、小森3兄弟の先頭に立って、この欄をひっぱってくれました。毎週のように投稿してくれましたので、こんどはどんな句が届くか、と私はどきどきして待っていました。ありがとう、一輝さん。(俳人、京都教育大・佛教大名誉教授 坪内稔典)

 

小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604-8577 京都新聞文化部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto-np.co.jp

【2019年03月17日掲載】