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京都市の景観政策見直し、説明会で住民不安

「比叡山見えなくなる」
景観政策の見直し案についての説明に聞き入る参加者ら(京都市下京区、ひと・まち交流館京都)
景観政策の見直し案についての説明に聞き入る参加者ら(京都市下京区、ひと・まち交流館京都)

 京都市は20日夜、景観政策の見直し案に関する市民説明会を下京区のひと・まち交流館京都で初めて開いた。15人が参加し、質疑応答では地域の景観が変わってしまうことを心配する声も上がった。

 説明会では、市職員が市内のオフィス不足や子育て世帯の市外流出といった見直しの背景を話した。JR丹波口駅(下京区)西側の五条通沿道では一定の条件を満たした建物に限り、高さ規制を現行の20メートルから31メートルに緩和するなどの変更案を報告した。

 質疑応答で、五条通の近くで暮らすという男性が「五条通にビルができれば自宅から比叡山が見えなくなる」と懸念を示し、市の担当者は「新しい建物が建った時には、どうしても今までの景観が変わるのは起こりうる」と理解を求めた。

 このほか、「見直しによって流出した人がどれぐらい戻ってくるのか示してほしい」「知らない間に(制度変更が)決まったとならないよう、町内会ごとに説明会をしてほしい」との意見もあった。

 市は24日に安井小(右京区)、26日に伏見板橋小(伏見区)でも説明会を開く予定。時間はいずれも午後7時から。

【2019年06月22日掲載】