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冨田人形の継承、地元住民と意見交換 滋賀・三日月知事

冨田人形の操り方を住民から教わる三日月知事(中央)=滋賀県長浜市富田町・冨田人形会館
冨田人形の操り方を住民から教わる三日月知事(中央)=滋賀県長浜市富田町・冨田人形会館

 滋賀県長浜市木之本町に短期居住している三日月大造知事が10日、同市に伝わる県選択無形民俗文化財の人形浄瑠璃「冨田(とんだ)人形」を守る地元住民と意見交換した。資金面や後継者不足など、伝統の継承に向けた課題を聞き取った。

 三日月知事は同市富田町の冨田人形会館を訪れ、保存団体「冨田人形共遊団」団長の阿部秀彦さん(77)らに教わって、人形の首(かしら)や手を操った。江戸期から伝わる人形も見学した。

 意見交換では、住民13人が人形の新調や修復に多額の費用がかかるとして「活用しやすい補助金をお願いしたい」と支援を求めた。演者が高齢化し、若い人材が不足する現状も訴えた。三日月知事は「文化財を次世代に継承するため、県としても関わっていきたい」と応じた。

 三日月知事は2015年から県内各地で現地の魅力や課題を知る短期居住を行っており、今回で8回目。8日から11日まで、琵琶湖のアユ漁や和楽器用糸の製造現場を視察している。

【 2018年01月10日 22時16分 】

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  • 冨田人形の操り方を住民から教わる三日月知事(中央)=滋賀県長浜市富田町・冨田人形会館
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