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終末期医療、自分らしい最期を 京都で病診連携システム始動

「自分らしく最期を迎えるにはどうしたらいいか考えるきっかけに」と呼び掛ける宇治久世医師会のスタッフ(京都府宇治市宇治)
「自分らしく最期を迎えるにはどうしたらいいか考えるきっかけに」と呼び掛ける宇治久世医師会のスタッフ(京都府宇治市宇治)

 最期をどのように迎えたいかといった患者の情報をかかりつけ医と病院が共有し適切な処置につなげようと、京都府の宇治久世医師会が独自の「病診連携・あんしんカードシステム」に取り組んでいる。

 システムは、在宅療養中の人やがん末期患者などが対象。これまでにかかった病気や自宅での看取(みと)りに関する希望、本人・家族やかかりつけ医が望む急変時の搬送先の病院といった情報をカードに記載して医師会に登録。本人と関係医療機関が情報共有する。

 救急搬送時や受け入れた病院で、カードの情報を基に、本人の希望に沿った処置に役立てる。

 宇治久世医師会によると、高齢者の救急搬送が増えているが、積極的な治療が難しく、医師が本人の意思確認に悩むケースもあることから、昨夏から始めた。医師会は「地域で最期を迎えるための選択肢の一つとして役立ててほしい」と呼び掛ける。

 14日午後1時半から宇治市折居台の市文化センターで、市民向けの医療フォーラム「誰もがいつか迎える『その時』のために」を開き、あんしんカードシステムも紹介する。問い合わせは宇治久世医師会0774(24)1711。

【 2018年01月12日 11時10分 】

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