出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

虐待増で児童福祉司の人件費補助を 京都市が予算要望

 京都市は8日、国の2019年度予算編成への提案・要望を各省庁に対して行った。度重なる災害への対応として復旧支援制度の拡充や浸水対策の推進を求めたほか、新たに児童虐待防止対策の強化や有害鳥獣対策の充実などを訴えた。

 提案・要望は44項目あり、うち新規は9項目。市内でも児童虐待の通告件数が増加していることを受け、児童福祉司らの人件費補助などを要望した。老朽化が進む小中学校などのエアコン更新に対する財政支援を盛り込んだほか、東京五輪に合わせて政府が計画している文化事業「日本博2020」を京都でも開催するよう求めた。

 有害鳥獣対策については、情報通信技術(ICT)を活用した遠隔監視システムの導入や有害鳥獣の個体数を正確に把握する手法の確立を要望。災害対策では、文化財の復旧やブロック塀の改修に対する支援制度の拡充や、集中豪雨に備えた雨水幹線整備への交付金の増額などを主張した。

 各省の副大臣らを訪問した門川大作市長は「日本博の主要会場として京都を検討しているとの回答をもらった。倒木対策など災害復旧でも省庁を越えた制度検討に前向きな反応があった」と述べた。

【 2018年11月09日 06時00分 】

京都新聞デジタル版のご案内

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース