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大津市中心部で自動運転バスの実証実験 20年度運行目指す

実証実験区間を承認した自動運転実用化プロジェクト会議(大津市役所)
実証実験区間を承認した自動運転実用化プロジェクト会議(大津市役所)

 自動運転バスの実用化を探る大津市と京阪バス(京都市南区)が来年3月21日、市中心部の中央大通り(市道)で小型バスを使った実証実験を行う。市民の乗車体験も予定しており、結果を踏まえて2020年度からの運行を目指す。

 9日、学識者や交通事業者、行政関係者らでつくる「自動運転実用化プロジェクト会議」(座長=宇野伸宏京都大教授)に提案し、承認された。

 実験区間はJR大津駅から琵琶湖岸までの約900メートル。運転手の監視下でハンドルやアクセル、ブレーキを自動操作する「レベル2」で行い、交差する京阪石山坂本線の踏切などでは手動に切り替える。一般車両の通行規制はしない予定。

 この日の会議で、市は実験の候補地として計6カ所を提案。今回の区間は交通量や動線上の障害が比較的少なく、湖岸に商業施設やホテルがあるため市民や観光客の利用が見込めるとし、将来的に最も実用化の可能性が高いと説明した。他の候補地も検討を続けるという。

 自動運転の導入は、高齢化地域での移動手段の確保や、バス業界で深刻化する人手不足の解消などが狙い。実験は来年秋にも行い、安全性やニーズの検証を進める。

 会議後、越直美市長は「自動運転は、交通インフラだけでなく市民生活を変えるものと期待している。大津で実現させたい」と話した。

【 2018年11月09日 19時05分 】

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