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生徒骨折させた高校教諭、別に4件体罰 中学教諭も5件体罰

 京都府教育委員会は9日、府南部の中学校の男性教諭(48)が昨年夏から今年7月に掛け、生徒の頭をたたいたり、蹴ったりするなどの体罰を計5件繰り返していたと発表した。また、10月に生徒の左腕を蹴って骨折させた府立乙訓高の男性教諭(54)が、昨年に他に計4件の体罰をしていたことも明らかにした。

 府教委によると、府南部の教諭は5月、授業中に携帯電話でゲームをしていた男子生徒を指導する際、平手で頭をたたいた。見ていた別の教員から報告を受けて学校が注意をしたが、7月にも顧問を務める女子バレーボール部で練習試合中にミスをした生徒のほほを平手でたたいたという。

 その後、学校が生徒に聞き取りをしたところ、昨年夏から同9月に掛け、部活動中の部員3人に対して髪を引っ張ったり、ボールを投げつけたりしていたことが分かった。座って2人一組でマッサージ中に私語をした女子生徒の頭を足で蹴る体罰も加えたという。

 また、乙訓高の教諭は昨年2月から今年4月の間、顧問を務める陸上競技部の活動や海外修学旅行中に男子生徒3人に対して頭をたたいたり、頭突きをしたりする体罰を計4回していた。

 府教委は9日付けで南部の教諭は戒告、乙訓高の教諭は減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。府教委は「信頼が損なわれ残念。特に部活動は閉鎖的になるので校長らを通じて目を光らせていく」としている。

【 2018年11月09日 19時22分 】

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