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拘置所が災害時避難場所に 京都、住民と防災協定

災害時の避難所となる鍛錬場を見学する住民たち(京都市伏見区・京都拘置所)
災害時の避難所となる鍛錬場を見学する住民たち(京都市伏見区・京都拘置所)

 災害発生時の避難場所や救助の活動拠点として京都拘置所(京都市伏見区竹田)を利用できる協定を、竹田学区自主防災会と同拘置所が11日、締結した。180人程度を収容でき、住民は「いざという時に心強い」と喜んでいる。

 同拘置所であった調印式では、宮地重光所長と小山恒正自主防災会長が署名した。京都市がこの日、同拘置所を地震時の指定避難所や水害時の緊急避難場所に指定したのに合わせて結ばれた。同学区では竹田小に続く2カ所目の避難場所となる。

 協定では、災害時に自主防災会が申請すると、職員が柔道などの訓練をする鍛錬場や、和室のある職員待機所が住民に開放される。備蓄されている食事やヘルメットなどの装備品も必要に応じて住民に提供される。利用する施設は受刑者がいる収容棟とは別の棟になる。

 小山会長は「学区内には避難所までの距離に不安のある人もいる。新たな候補ができるのはありがたい」と話した。

【 2018年01月12日 09時50分 】

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