出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

さよなら君尾山キャンプ場 京都・利用減で3月末廃止

夏の大ジャンボリーに参加する子どもたちでにぎわった君尾山キャンプ場(2014年8月、綾部市睦寄町)
夏の大ジャンボリーに参加する子どもたちでにぎわった君尾山キャンプ場(2014年8月、綾部市睦寄町)

 京都府綾部市は、市君尾山キャンプ場(同市睦寄町)を3月末で廃止する方針を決めた。標高582メートルの同山中腹にあって雄大な自然に囲まれ、市民に42年間親しまれたが、利用者が減ったためという。惜しむ声も出ている。

 君尾山キャンプ場は1976年に市が設けた。3500平方メートルの敷地に、9区画のテントスペース、流し場を備えた炊事施設(木造平屋)、テーブルといす12セット、キャンプファイアができる広場などがある。飯ごう炊さん用のコンクリートブロックもそろう。

 すぐ近くまで車で行けるため家族連れに人気で、79年からは君尾山夏の大ジャンボリー(市青少年育成連絡協議会主催)会場となり、毎回市内の小学生約100人が1泊2日でテント張りや食事の準備をして団体生活を学ぶなど、2014年度は260人が利用した。

 しかし、食材の持参が必要な上、大雨を契機に15年からジャンボリーが別会場に移ったため利用が減り、16年度は98人、本年度は113人にとどまっている。クマが出没する不安も加わって廃止を決めた。市はキャンプ場設置・管理条例廃止議案を市議会3月定例会に提案しており、18年度に設備を撤去する計画。

 協議会の川端勇夫会長(74)は「不便な山中で子どもが協力し合うことは意義がある。廃止は仕方ないが、親子2代続く参加者も多いだけに寂しい」と話す。

【 2018年03月10日 11時04分 】

ニュース写真

  • 夏の大ジャンボリーに参加する子どもたちでにぎわった君尾山キャンプ場(2014年8月、綾部市睦寄町)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース

      政治・社会

      京都市、町家に独自安全基準 木製の雨戸利用にめど

      20180921000099

       京町家を本来の意匠や構造を残したまま保存しようと、京都市が建築基準法に代わり独自に運用..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      楽天・アマダーの制裁処分が確定
      ドーピング違反、出場停止半

      20180921000109

       日本野球機構(NPB)のアンチ・ドーピング特別委員会は21日、ドーピング違反で6カ月の..... [ 記事へ ]

      経済

      規制強化で金融の事業主体が一変
      野村HDの永井CEO

      20180921000108

       野村ホールディングス(HD)の永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)(59)が21日..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      手作りマスコットで、動物助けたい 京都の専門学生

      20180919000036

       京都動物専門学校(京都市伏見区)の生徒たちが、動物のマスコット人形を毛糸で手作りし、イ..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      iPS血小板輸血を了承、厚労省
      京都大の計画

      20180921000106

       厚生労働省の専門部会は21日、さまざまな細胞に変化する人工多能性幹細胞(iPS細胞)か..... [ 記事へ ]

      国際

      米国の加州、プラ製ストロー禁止
      環境対策、州で初

      20180921000083

       【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州のブラウン知事は20日、環境保護のため、レス..... [ 記事へ ]