出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

ゲーム感覚で芸術鑑賞 佐川美術館、作品撮影コーナーも

アート作品を自由に撮影できるコーナー(守山市水保町・佐川美術館)
アート作品を自由に撮影できるコーナー(守山市水保町・佐川美術館)

 滋賀県守山市水保町の佐川美術館が、子どもや芸術に疎い人も楽しめるよう、開催中の特別企画展「ルドルフ2世の驚異の世界展」で工夫を凝らしている。ゲーム感覚で鑑賞できる手引「ジュニアガイド」を作り、作品を撮影できるコーナーも設けた。同館は「アートの裾野を広げたい」と来館を呼び掛けている。

 企画展では、チェコに宮廷を構え、神聖ローマ帝国皇帝として君臨したルドルフ2世(1552~1612年)ゆかりの美術品を展示。お抱え画家のジュゼッペ・アルチンボルドが野菜と花を組み合わせて描いた肖像画などが目を引く。

 過去の企画展では、親が連れてきた子どもが鑑賞途中で飽きることもあったという。ジュニアガイドは、集中力を切らさずに楽しく鑑賞できるよう誘導する。約150点の展示品から皇帝愛用の羽根付き帽子が描かれた5作品を探したり、たくさんの生き物が描かれた絵から名前を知っている動物を書き出したりと、宝探し気分で巡ることができる。

 「来館の記念を写真で残したい」という利用者の希望に応え、作品を撮影できるコーナーも設けた。いずれもアメリカの現代美術家フィリップ・ハースが手掛けた計6点で、アルチンボルドの作品を立体的に表した模型もある。

 企画展は5月27日まで。原則月曜休館。要入館料。同館077(585)7800。

【 2018年04月17日 09時22分 】

ニュース写真

  • アート作品を自由に撮影できるコーナー(守山市水保町・佐川美術館)
  • ゲーム感覚で展示作品を鑑賞できるジュニアガイドとルドルフ2世の肖像画。ルドルフ2世の右に描かれた羽根付き帽子が、会場内のほかの4作品にも登場する(守山市水保町・佐川美術館)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース