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国宝屏風、江戸風俗リアル 滋賀・彦根城博物館で公開

江戸時代初期の風俗をリアルに描いた彦根屏風(彦根城博物館所蔵)
江戸時代初期の風俗をリアルに描いた彦根屏風(彦根城博物館所蔵)

 彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町)で、国宝「彦根屏風(びょうぶ)」が特別公開されている。江戸時代初期の風俗をリアルにとらえた傑作を間近に見ることができる。

 彦根屏風は、六曲一隻で縦94センチ、横271センチ。寛永年間(1624~44)頃の制作で、作者は分かっていない。

 京の六条三筋町の遊里を描いたとされる。背景は一切描かず、髪の生え際や衣装文様などを細かに描写し、唐輪まげなど多様な髪形を表現。南蛮貿易でもたらされたたばこや洋犬など当時最先端の流行をとらえていることで知られる。

 12代彦根藩主井伊直亮が購入、現在は市が所有している。人出の多い大型連休を含む時期に毎年公開しており、同館は「より多くの人に屏風の魅力を知ってもらいたい」としている。5月8日まで。会期中無休。有料。問い合わせは同館0749(22)6100。

【 2018年04月17日 12時01分 】

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