出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

独特なキャラ「大津絵」パリへ 歴博の110点を出展

パリで展示される大津絵の一つ「鬼の念仏」(大津市歴史博物館提供)
パリで展示される大津絵の一つ「鬼の念仏」(大津市歴史博物館提供)

 江戸時代から続く庶民絵画「大津絵」の展覧会としては戦後初となる大規模な海外展が来年、フランス・パリで開かれることになった。大津市は「観光地としての魅力をアピールする機会にしたい」としている。

 会期は4月24日~6月15日。会場となるパリ日本文化会館が主催し、大津市歴史博物館などが所蔵する110点余りの出展を予定している。

 大津絵は大津で描かれ、東海道を往来する旅人の土産物や護符として人気を集めた。海外での知名度は高くないが、「大津絵は現代日本のキャラクター文化に通じる。漫画やアニメのファンが多いフランスでは受け入れられるだろう」と同館の担当者は話す。

 戦前には、1930年に米ハーバード大の美術館で大規模な大津絵展が開かれたことがある。

 大津市は、フランスをインバウンド(訪日外国人客)の誘致ターゲットの一つとしている。延暦寺を中心とする観光モニターツアーの企画を進めており、大津絵も観光資源として生かしたいという。

 今月初め、大津市役所を表敬訪問したパリ市のオリビア・ポルスキ産業・工芸担当副市長に、越直美市長は「フランスから世界中に大津絵を広めてほしい」とアピールした

【 2018年10月12日 11時04分 】

ニュース写真

  • パリで展示される大津絵の一つ「鬼の念仏」(大津市歴史博物館提供)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース