出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

にぎわい創出「100坪広場」利用して 京都・新大宮商店街

オープンを2日後に控え、急ピッチで建設が進む「新大宮広場」で、マルシェへの来場を呼びかけるプロジェクトメンバー(京都市北区紫竹西桃ノ本町)
オープンを2日後に控え、急ピッチで建設が進む「新大宮広場」で、マルシェへの来場を呼びかけるプロジェクトメンバー(京都市北区紫竹西桃ノ本町)

 100坪を超える敷地を市民や商店主らが自由な発想で利用できる「新大宮広場」が10日、京都市北区紫竹西桃ノ本町の新大宮商店街内にオープンする。イベント開催や憩いの場になる芝生広場、移動販売車が気軽に出店できる最新式のガレージなどを整備し、地域一帯のにぎわい創出につなげる。同日に記念イベント「はじまりマルシェ」を開く。

 民家4軒が取り壊されて空き地になった商店街の一角を、地主の荒川朋彦さん(44)が地域活性化に活用したいと考えたのがきっかけ。京都市ソーシャルイノベーション研究所(下京区)の協力で今年2月に「100坪プロジェクト」を立ち上げ、地域住民や大学教授、建築士など約30人の意見を取り入れながら広場のコンセプトを作ってきた。

 広場は親子連れなどが安心して集える場にしようと、▽自由にくつろげる芝生とウッドデッキ▽移動販売車が気軽に商売できるマルチガレージ▽キッチンとトイレのあるセンターハウスなどを備えた。

 ガレージはロック板が無く、センサーカメラで車の入退を管理する最新システムを採用。昼間は登録した移動販売車が自由に出入りし、夜間はコインパーキングとして活用する。

 キッチンは施設自体で飲食店と菓子製造業の許可を取得しているため、免許を持たない人も食品販売が可能。料理自慢の主婦などが日替わりで店を出せるほか、地域活動や「ママ友会」にも安価な料金で利用できる。

 荒川さんは「私たちが想定していない使い方も生まれるはず。広場に注目を集め、一帯の魅力を高めたい」と意気込む。10日は飲食や雑貨販売などのブースが並ぶマルシェ、11日は親子連れでアート体験や飲食ができる催しを開く。両日午前10時~午後5時。

 広場の管理運営は不動産業フラットエージェンシー(北区)が担う。イベント開催の利用料は平日2千円から、休日2万円からで、年内は半額とする。問い合わせは同社075(432)5555。

【 2018年11月09日 11時00分 】

ニュース写真

  • オープンを2日後に控え、急ピッチで建設が進む「新大宮広場」で、マルシェへの来場を呼びかけるプロジェクトメンバー(京都市北区紫竹西桃ノ本町)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース