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師走へ再び「まねき書き」 2カ月連続で顔見世、すべて一新

師走の顔見世に向けて、再び行われている「まねき書き」(9日午前10時、京都市左京区・妙伝寺)
師走の顔見世に向けて、再び行われている「まねき書き」(9日午前10時、京都市左京区・妙伝寺)

 南座(京都市東山区)の新開場を記念して、11月1日から2カ月連続の顔見世が開かれている中、師走に向けて、再び「まねき書き」が行われている。12月の顔見世は役者や演目が入れ替わるため、すべてのまねき看板を一新。11月の顔見世の千秋楽翌日となる26日、南座正面のまねきを入れ替える“まねき替え”をする。

 12月は、新たに中村梅玉(ばいぎょく)さん(72)や中村時蔵さん(63)、中村芝翫(しかん)さん(53)らが加わる。11月に引き続き出演する坂田藤十郎さん(86)や片岡仁左衛門さん(74)らを含めて、白木のまねき看板約50枚を新たに用意する。

 左京区の妙伝寺を工房代わりに、書家の井上優(まさる)さん(73)=右京区=が、大入りを願って看板の隅々まで書く勘亭流で役者名を墨書している。9日は、藤十郎さんや仁左衛門さんの名を力強く書き込んだ。「やはり南座にまねきが上がると映える。私が2カ月連続で書くのは初めてなので、神経を使いました」と話していた。

 2カ月連続の顔見世は22年ぶり。12月の顔見世は1~26日に開かれる。

【 2018年11月09日 14時00分 】

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