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京都、若き力で連覇へ自信 女子駅伝戦力分析、近畿

全日本実業団ハーフマラソンで2位に入った京都の筒井。前回の全国女子駅伝では優勝のゴールテープを切った(2017年11月・仙台市)
全日本実業団ハーフマラソンで2位に入った京都の筒井。前回の全国女子駅伝では優勝のゴールテープを切った(2017年11月・仙台市)

 第36回全国女子駅伝が14日、京都市内で実施され、47都道府県から選ばれたランナーがたすきをつなぐ。各チームの顔ぶれ、目標などを地域ごとに紹介する。

 連覇を狙う京都は前回に続き若いメンバーで戦う。実業団選手では20歳の一山麻緒(ワコール)が日本選手権クロスカントリーで優勝。菅野七虹(豊田自動織機、立命館宇治高-立命大出)は全日本実業団駅伝で1区を担った。筒井咲帆(ヤマダ電機、乙訓高出)も全日本実業団ハーフマラソン2位と力がある。全日本大学選抜駅伝優勝の立命大から和田優香里(乙訓高出)、全国高校駅伝4位の立命館宇治高から3人がエントリー。中学生も全国レベルの選手がそろう。沢井宏次監督は「今年から入った中高生も含めた若さと、昨年メンバーの経験がある」と自信を見せる。

 6大会連続入賞中の兵庫は高校生が充実。愛媛国体少年女子A3000メートル優勝の田中希実(西脇工高)をはじめ、近畿高校駅伝2位の須磨学園高から4人が顔をそろえた。さらに全日本実業団駅伝を走った籔下明音(立命大出)ら豊田自動織機の3人がいる。榎本隆夫監督は「ここ数年は上位だが優勝が遠のいている。1、2区でスムーズに前に出たい」と話す。

 大阪は、山陽女子ロードレース10キロで3位に入った嵯峨山佳菜未(第一生命)に勢いがある。全国高校駅伝3位の大阪薫英女学院高からは3区区間賞の村尾綾香(桂中出)、2区区間2位の高松智美ムセンビら6人が勢ぞろい。草間義彦監督は「経験豊かで結束力もある。2区までに余裕をもってつなげれば面白いレースになる」と意気込む。

 滋賀は本大会が引退レースとなる竹中理沙(資生堂、立命館宇治高-立命大出)や、全日本大学選抜駅伝で最長5区区間2位の棚池穂乃香(京産大、草津東高出)、比叡山高のエース飛田凜香に期待がかかる。吉居克広監督は「総合力で戦いたい。実業団に頼り切らず、全員で結果を出せるチーム」と話す。

 昨年32位の和歌山は大黒柱の永岡真衣(シスメックス)らを軸に25位を目標に掲げる。長山丞監督は「飛び抜けたエースはいないが適材適所のオーダーで、前半に20位台につけたい」。奈良は全日本大学駅伝出場の西川真由(順大)や前回1区を走った上田雪菜(筑波大)が鍵となりそう。村元雅弘監督は「昨年の経験者が半分以上。出遅れないようにしたい」と話し、20位台を狙う。

■「低迷打破」躍進誓う 大井千鶴(奈良)

 ○…奈良の大井千鶴主将(同大出)は、昨年10月に設立された陸上クラブチーム「NARA―X」からエントリー。「順位が低迷している奈良の現状を打破したい」と意気込む。

 金沢泉丘高(石川)で陸上を始め、前回大会は石川チームの補欠だった。昨年9月の日本学生対校選手権3000メートル障害で7位に入った。同月末に大学を卒業し、薬品会社でフルタイムで働きながら練習に励む。

 今年は12月の奈良マラソンにも挑戦する予定。「元気な走りを見せ、奈良で陸上をやる選手が増えてくれたら。女子駅伝はその第一歩」と気合を入れる。

【 2018年01月11日 12時30分 】

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