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ソフト名将、センバツ乙訓にエール OBと指導者両面で

母校のグラウンドに立ち、後輩たちの甲子園初出場を喜ぶ吉田さん(乙訓高)
母校のグラウンドに立ち、後輩たちの甲子園初出場を喜ぶ吉田さん(乙訓高)

 京都西山高ソフトボール部を率いて全国高校総体優勝を果たし、五輪選手も育てた吉田茂樹さん(68)=京都府長岡京市=が、選抜高校野球大会に初出場する乙訓野球部の2期生として後輩の活躍を喜んでいる。「スーパースターはいないが、結束力が強い」とOBと指導者の両面からチームを応援している。

 吉田さんは大学卒業後に京都西山高に赴任。ソフトボールは素人ながらもすぐに部を立ち上げ、2013年3月まで約40年間指導した。北京五輪金メダリストで日本代表の狩野亜由美、江本奈穂両選手を育てた。現在は龍大ソフトボール部監督を務める。

 乙訓高に入学したころは野球部も創成期。長岡競馬場の跡地に造成されたグラウンドは十分に練習ができる状態ではなく、部員総出で整備に汗を流した。4番で主将だった吉田さんは「まだ資材が山積みだった。みんなで石を拾い、体育の授業でも内野は使わないでと教諭に志願した」と振り返る。当時は室内練習場もなく、冬場は体力づくりのため光明寺(長岡京市)や善峯寺(京都市西京区)まで走ったという。

 現在も母校を時折訪れ、後輩の練習を見守っている。「おこがましいが」と前置きしつつ、ベテラン指導者らしい目線で内野の連係やバッテリーの配球、バントの精度など気付いた課題を選手に伝え、「まだ伸びしろはある」と助言する。

 OBの1人として、甲子園初出場を心から喜ぶ。「秋から1戦ずつ力を付けている。初出場だからといって気後れすることはない。挑戦者の気持ちで存分にプレーしてほしい」と活躍を願う。

【 2018年03月10日 14時51分 】

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