出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

メダルへ、スノボ選手支え パラヘッドコーチ二星さん

平昌パラリンピックのスノーボード日本代表のヘッドコーチを務める二星さん(京都市伏見区)
平昌パラリンピックのスノーボード日本代表のヘッドコーチを務める二星さん(京都市伏見区)

 平昌パラリンピックで初採用されたスノーボードで、京都市伏見区の二星(にぼし)謙一さん(46)が日本代表ヘッドコーチとして挑む。トリノ五輪(2006年)のスノーボードクロスでも日本代表コーチを務めた元プロ選手。パラ日本代表は16年秋のチーム発足から携わっており、「わくわくする気持ちがある。いつもと変わらず選手をサポートすれば結果はついてくる」と意気込む。

 神戸市出身。約2年前から京都に住んでいる。神戸学院大2年の時、スノーボードショップに入ったことをきっかけに競技に没頭した。アルペンとクロスでプロを目指し、ユニバーシアード大会に出場。スノーボードが新競技として加わった1998年の長野五輪前に日本代表チームに入ったが、けがで五輪は出場できなかった。スノーボードクロスが採用されたトリノ五輪ではコーチを務めた。

 約5年前、スノーボード講習の参加者が交通事故で足を切断したことがきっかけで障害者スノーボードに関わるようになり、選手同士のつながりを支援したいと、障害者スノーボード協会を立ち上げた。競技の普及を目指して年に数回講習を行い、大会も開催してきた。

 スノーボードが採用される平昌パラ大会に向け、日本障害者スキー連盟がナショナルチームをつくり、二星さんが中心役を任された。理学療法士、医師らにも声を掛けてスタッフを充実させ、強化選手とともに海外で合宿を行って国際大会に出場してきた。「ほとんど手探りだった」と笑顔で振り返る。

 日本代表は男子3人で、ワールドカップ優勝経験のある成田緑夢(ぐりむ)選手(近畿医療専門学校)はメダル候補。小栗大地選手(三進化学工業)はサスペンション付きの専用義足をつけて滑る。リオデジャネイロパラ陸上走り幅跳び銀メダルの山本篤選手(新日本住設)も選ばれた。

 二星さんは、障害者スノーボードの魅力を「五輪競技と変わらないスピード感」と語り、「平昌パラリンピックをきっかけに競技が広まってくれれば」と期待する。

【 2018年03月12日 13時17分 】

ニュース写真

  • 平昌パラリンピックのスノーボード日本代表のヘッドコーチを務める二星さん(京都市伏見区)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のスポーツニュース

    全国のスポーツニュース

      政治・社会

      京都市、町家に独自安全基準 木製の雨戸利用にめど

      20180921000099

       京町家を本来の意匠や構造を残したまま保存しようと、京都市が建築基準法に代わり独自に運用..... [ 記事へ ]

      経済

      規制強化で金融の事業主体が一変
      野村HDの永井CEO

      20180921000108

       野村ホールディングス(HD)の永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)(59)が21日..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      京都の寺社に人出戻る 台風21号襲来、境内復旧も進む

      20180921000072

       台風21号の襲来から2週間以上がたち、復旧が進んだ京都の寺社で3連休には拝観再開が相次..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      手作りマスコットで、動物助けたい 京都の専門学生

      20180919000036

       京都動物専門学校(京都市伏見区)の生徒たちが、動物のマスコット人形を毛糸で手作りし、イ..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      iPS血小板輸血を了承、厚労省
      京都大の計画

      20180921000106

       厚生労働省の専門部会は21日、さまざまな細胞に変化する人工多能性幹細胞(iPS細胞)か..... [ 記事へ ]

      国際

      米国の加州、プラ製ストロー禁止
      環境対策、州で初

      20180921000083

       【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州のブラウン知事は20日、環境保護のため、レス..... [ 記事へ ]