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サンガ天皇杯V戦士・斉藤がアミティエへ カズのエール胸に

アミティエ京都に加入後、初めての練習試合で味方に指示を出す斉藤(下鳥羽公園球技場)
アミティエ京都に加入後、初めての練習試合で味方に指示を出す斉藤(下鳥羽公園球技場)

 Jリーグの京都サンガで2003年元日の天皇杯優勝に貢献した37歳のMF斉藤大介が、関西リーグ1部のアミティエSC京都に加入した。四国リーグでプレーした昨季終了後に引退を考えたが、現役生活20年目の節目に再び京都でボールを蹴る道を選択。サンガ時代から親交のある現役最年長50歳の三浦知良(J2横浜FC)から届いたエールを胸に、若い選手とJFL昇格を目指す。

 1月にアミティエ入りが決定。三浦に報告すると「現役続行、すばらしいです。情熱と悔しさがある限り頑張りましょう」と返信があった。1999年にサンガでプロのキャリアをスタートさせ自他共に認める「カズさんのかばん持ち」に。チームが変わっても毎年オフに三浦のグアムキャンプの様子が動画で携帯に送られてくる。「キング」からの激励と受け止めてきた。

 2008年にサンガから仙台へ移籍。11年には徳島へ。それぞれチームをJ1へ引き上げた。16年、J3栃木との契約が満了。トライアウトを受け、自宅のある京都に妻子を残し高知ユナイテッドに入った。1年間主力を担ったが、JFL昇格は果たせなかった。

 「やりきった感はあった」。家族や第二の人生を考え心が引退に傾いていた時、アミティエから熱心な誘いを受けた。もともと天皇杯優勝を味わったサンガに戻り、最後の花道を飾りたいとの思いを胸に秘めてきた。プロでなくとも「同じ京都のサッカーチーム。Jリーグへの一歩に貢献したい」と翻意した。

 2月上旬、関西リーグ2部のレイジェンド滋賀との練習試合にボランチで出場した。糸を引くような右足の鋭いパスは健在。「体力的にきついところはある。でもそれを補えるだけの読みやポジショニング、駆け引きで勝負できる」。Jリーグのピッチに398試合立った経験を、実直な人柄とその言動で若い選手たちに伝える。

 小学1年の長男がサッカーをしている。「息子にも現役プレーヤーとして親父の背中を見せられる。関西リーグなら応援に来られますし」。プレーする意味を、今、存分に感じている。

【 2018年02月13日 12時00分 】

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