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「はれのひ」被害者に無償で振り袖 京都の和装業界が救済

 振り袖の販売・レンタル業者「はれのひ」と契約しながら成人式で晴れ着を着られなかった問題で、西陣織の生産者でつくる西陣織工業組合(京都市上京区)は10日までに、被害を受けた人を対象に京都での振り袖体験を無料で提供する検討を始めた。

 渡辺隆夫理事長ら役員が9日に方針を決め、同日夜から交流サイト「フェイスブック」で「せめてもの思い出づくりを無償提供させていただきたい」と発信している。振り袖など和装のレンタルや着付けを無料で行い、同組合が西陣織会館(同)で開いている「きものショー」で舞台に立ってもらうことも検討中で、他の京都の和装関連団体にも協力を呼び掛けている。

 辻本泰弘専務理事は「一生に一度の晴れ着なのに残念な出来事だ。作り手の思いも踏みにじっている。成人式まではできないが、京都で思い出づくりをしてもらいたい」と話している。問い合わせは同組合075(432)6131。

【 2018年01月10日 22時42分 】

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