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甘く交流して、元ドラマーがイチゴ園開く 滋賀・近江八幡

イチゴ園の開園に先立ち、招いた園児たちを見守る山中さん(滋賀県近江八幡市大中町・ボンガーデン)
イチゴ園の開園に先立ち、招いた園児たちを見守る山中さん(滋賀県近江八幡市大中町・ボンガーデン)

 半世紀前に入植が始まった滋賀県近江八幡市大中町の大中の湖干拓地で、音楽活動に取り組んできた入植3世の山中遼さん(28)が就農し、13日にイチゴ園を開く。「甘いイチゴを通して人と人が出会う場になれば」と願う。

 山中さんは高校1年の時に音楽と出合った。ロックバンド「スコットランドガール」ではドラムを担当、2014年に関西屈指の野外音楽フェス「京都大作戦」にも出演した。

 2年前の活動休止を機に、米や野菜を栽培する祖父成男さん(85)の農地を生かして農業を始めると決意、県立農業大学校(同市)で1年間学んだ。イチゴは子どもの頃から好物といい、ハウス4棟で出発する。

 イチゴ園「BonGarden(ボンガーデン)」の名称は「おいしい庭」という意味。品種は章姫と紅ほっぺで、計1万株ほどが地上1・1メートルの高さで順調に色づく。12日には地元のメリー保育園の園児34人がイチゴ狩りに招かれ、辻徳真ちゃん(6)は「どれも大きくて甘い」と笑顔を見せた。

 山中さんは「昨秋の台風やいろいろな不安を乗り越え、ようやくスタートラインに立てた。地域の人に気軽に立ち寄ってもらえる場にしたい」と話す。

 水曜休み。40分食べ放題。入園料は2月末までは中学生以上1900円、4歳~小学生1600円。車いすの人も楽しめる。同園080(3849)0015。

【 2018年01月13日 11時40分 】

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