出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

善光寺貫主「しかるべき時期に退任」
セクハラ罷免要求に

 善光寺(長野市)の天台宗側トップで女性職員への差別的発言やセクハラの問題があるとして信徒らに罷免要求された小松玄澄貫主(84)は10日、「しかるべき時期をもって地位を後進に譲りたい」と明らかにした。

 小松貫主は、同寺大勧進寺務所で記者会見し「信徒や地域の皆さまにご心配やご迷惑をかけた」とわびる一方、控えていた仏事への参加を再開すると表明。記者の質問は受け付けず、退任時期にも触れなかった。

 問題を巡っては2016年7月、傘下の一部寺院や信徒が小松貫主の罷免を求める申告書を天台宗務庁(大津市)に出すなどしたが、小松貫主は「事実無根だ」として退任しなかった。

 善光寺は天台宗の「大勧進」と浄土宗の「大本願」が共同管理している。小松貫主は京都府宇治市の宝寿寺住職や京都仏教会事務局長などを務め、2002年に大勧進トップの貫主に就任した。

【 2018年01月11日 08時43分 】

京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース