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滋賀プロレス、14日に無料試合 「拠点の町に活気を」

「プロレスで甲良町を盛り上げたい」と意気込む中村代表(前列中央)とレスラーたち=甲良町長寺・長寺地域総合センター
「プロレスで甲良町を盛り上げたい」と意気込む中村代表(前列中央)とレスラーたち=甲良町長寺・長寺地域総合センター

 昨秋に誕生した滋賀県内初のご当地プロレス団体「滋賀プロレスリング」が14日午後1時から甲良町長寺の長寺地域総合センターで入場無料の試合を開く。今後、同町を拠点に活動する予定で、設立者で代表を務める中村健次さん(48)は「プロレスで町を活気づけたい」と意気込む。

 同団体はレスラー15人などで構成。中村さんは京都市で芸能プロダクションを経営し、これまでに京都や大阪でご当地プロレスの立ち上げに関わった。15歳から30歳まで草津市に住んでいたといい「第二の故郷である滋賀にプロレスで貢献したかった」と設立の動機を語る。

 昨年10月の旗揚げ試合後、中村さんが活動拠点を探していることを知った同町の男性から「農業用倉庫を使ってほしい」と申し出があった。申し出は実現しなかったが、町民からの「町を盛り上げて」との声に押され、同町を拠点とすることに決めた。

 今後は、入場無料の試合を月1回程度開くほか、福祉施設訪問や青少年対象のプロレス教室を計画している。将来は空き倉庫などを利用してプロレス道場を開きたいといい、物件を町内で探している。

 14日の試合に向け、レスラー4人がこのほど町内のスーパーや畑などで試合のビラを配ってPRした。のどかな集落に突然現れたレスラーたちに町民たちは驚いた様子だったが、「頑張って」「絶対見に行く」などと声援を送った。

 同町下之郷の畑でダイコンを収穫中だった農家の辻喜代子さん(67)は「多くの人が町に訪れるきっかけになってほしい」と期待を寄せた。

 試合以外にも、町民の依頼があれば雪かきや農作物の収穫などにレスラーを派遣するといい、中村さんは「まずは地域の方々に受け入れてもらう。役に立つことは何でもしたい」と力を込める。

 当日は、町出身の戦国武将藤堂高虎をイメージして、武将の甲冑(かっちゅう)を連想させる装飾を施したマスクを着けた「TAKA虎」のデビュー戦など2試合が催され、レスラーとの記念撮影もある。会場は駐車場が限られており、同団体は近隣住民に徒歩や自転車での来場を呼び掛けている。

【 2018年01月12日 18時00分 】

ニュース写真

  • 「プロレスで甲良町を盛り上げたい」と意気込む中村代表(前列中央)とレスラーたち=甲良町長寺・長寺地域総合センター
  • ダイコン畑で収穫作業をしていた女性に試合のビラを渡す滋賀プロレスのレスラーたち(甲良町下之郷)
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