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仏像や神像、10社寺の宝物ずらり 大津市歴史博物館

大津市内の神社仏閣に伝わる仏像などが並ぶ会場(大津市御陵町・大津市歴史博物館)
大津市内の神社仏閣に伝わる仏像などが並ぶ会場(大津市御陵町・大津市歴史博物館)

 大津市内の10社寺などが所蔵する宝物を展示する「神仏のかたち-湖都大津の仏像と神像」(大津市、京都新聞など主催)が、13日から同市御陵町の市歴史博物館で始まる。12日に内覧会があり、国宝や重要文化財を含む約60点が関係者に公開された。

 同市内の10社寺で作る「湖信会」の設立60年を記念して開催する。加盟社寺は、浮御堂、延暦寺、西教寺、日吉大社、近江神宮、三井寺、石山寺、建部大社、岩間寺、立木観音。

 展示される浮御堂の聖(しょう)観音坐像(ざぞう)と、延暦寺の四天王立像はいずれも平安時代作の重文。天智天皇の願いで建立された寺の塔跡から見つかった国宝「崇福寺塔心礎納置品」(近江神宮所蔵)や、湖信会以外からも、とら年の数日間だけ公開される法楽寺の重文薬師如来坐像も出展された。

 同市田上森町の不動寺からは、毘沙門天曼荼羅(びしゃもんてんまんだら)図が初公開される。毘沙門天と、剣のよろいを身にまとう「剣鎧護法童子(けんがいごほうどうじ)」、竜の姿をした「空鉢(くうはつ)護法」が描かれており、大阪と奈良にまたがる信貴山に関わりが深く、同館は、同じ山岳信仰の寺院として関係があった可能性があるという。

 内覧会では、大津が育んだ多様で奥深い仏教文化に招待者が見入った。同館は「仏像・神像に親しんでもらい、実際に社寺に足を運んでほしい」としている。

 11月25日まで。月曜休館。一般800円。高大生400円。小中学生200円。

【 2018年10月12日 22時35分 】

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