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「京都南丹市花火大会」台風接近で中止 入場パスは来年使用可 

台風10号の接近で花火大会が中止になったことを知らせる張り紙(南丹市八木町・JR八木駅)
台風10号の接近で花火大会が中止になったことを知らせる張り紙(南丹市八木町・JR八木駅)

 超大型の台風10号の接近で、京都府南丹市で14日開催予定だった「京都南丹市花火大会」が中止となり、関係者が対応に追われている。大会実行委員会によると、70年以上の歴史の中で中止は初めてといい、夏の風物詩として惜しむ声もあるが、来場者の安全面を最優先に配慮した。

 花火大会は戦後間もない1947年に戦没者の慰霊とまちの活性化を願い、同市八木町の大堰橋周辺で花火を打ち上げたのが始まり。市や市商工会などでつくる実行委が催して昨年は約10万人の見物客が訪れ、73回目の今年も約5千発を打ち上げる予定だった。

 台風接近で強風が予想されることから、来場者の安全を考え、15日の順延も含めて中止を決めた。市は「近隣から多くの人が来るイベントで非常に残念。強風で花火が周辺に飛ぶ可能性もあり、安全第一でやむを得ない」としている。

 販売していた入場パスポートやシート席などは来年の花火大会で使用でき、払い戻しも事務局の市商工会で受け付ける。関係者は近隣のJR八木駅などに中止の告知を張り出している。市商工会の寺田弘和会長は「苦渋の決断。来年は、もう一つ予備日を設定することも検討したい」と語った。

【 2019年08月13日 20時50分 】

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